一般泌尿器科Urology

前立腺肥大症

前立腺とは男性にしか無い臓器で膀胱の下、尿道を取り巻くように存在しています。
特徴としては、加齢とともに大きくなっていきます。
その結果、尿道が狭くなり、尿の出が悪い、尿回数が増えてしまう状態となるのが前立腺肥大症です。
大きくなった前立腺を長期間放置すると、残尿(排尿後に膀胱に残る尿)が増えてしまい、尿路感染や尿閉(尿が出なくなる)などを引き起こす原因となることがあります。
当院ではエコー検査を積極的に行い、前立腺体積測定や残尿測定をすることで、前立腺肥大の程度をしっかり診断してから治療を行います。
概ね飲み薬にて治療可能ですが、手術が必要な患者様は提携病院へご紹介いたします。

過活動膀胱

トイレに行ったばかりなのにすぐにトイレに行きたい、長時間の電車やバス移動などでトイレが心配である。このようなお悩みをお持ちの方は過活動膀胱の可能性があります。放っておくとトイレに間に合わない切迫性尿失禁や、夜間頻尿などといった症状が出てくる恐れがあります。
当院では過活動膀胱の原因を検査して適切な治療の提案をさせていただきます。
カフェインや塩分を控えることなど生活習慣の見直しで頻尿が改善する方も多い疾患です。
また、最近は治療薬開発も進んできており、副作用も少なく効果も十分ある薬剤を処方可能です。
「年だからしょうがない。」と、あきらめずご相談ください。

尿管結石

尿の通り道に石が出来てしまった状態が尿路結石です。
場所によって腎臓結石、尿管結石、膀胱結石と呼びますが基本同じものです。
原因はアルコール摂取や飲水不足など生活習慣にあることがほとんどです。腎臓結石は症状が少なく気づかないこともありますが、尿管結石は激しい疼痛や血尿を伴うことで有名です。通常8mm未満の尿管結石は自然排石が期待できますが、それ以上の大きさの結石は対外衝撃波結石砕石術や内視鏡手術などの外科的治療が必要となる可能性があります。なお、痛みがなくなったからいいだろうと放置すると腎不全となったり、腎盂腎炎を発症することもありますので放置せず早めの受診をお勧めします。
また、腎臓や尿管に結石がある方は定期的にエコーやレントゲン検査を受けることをお勧めいたします。

前立腺癌

前立腺癌は男性特有の癌で、かなり進行するまで症状が無いことがほとんどです。年齢を重ねるごとに増加することが知れられています。なお、症状が乏しい癌なので、検診が非常に重要です。
検診は血液検査でPSAという腫瘍マーカーを測定することで行います。
早期発見、治療を行えば死亡率は非常に低い癌ですので60歳を超えたら年に1度はPSA検診をお勧めいたします。
また、基幹病院にて前立腺癌ホルモン療法を受けておられる近隣の方は、当院で継続してホルモン治療を行うことも出来ますのでご相談ください。

尿道炎

排尿の始め頃(おしっこの始め)に「焼けるような痛み(灼熱感)」を感じます。
細菌感染により尿道に炎症がおき、排尿時の始めから終わりにかけて焼けるような痛みを感じます。男性に多くみられ、性行為によるクラミジア菌や淋菌などへの感染が原因となることが多いです。
透明、淡い黄色、白色の膿が尿に混じってみられる際は直ちに泌尿器科クリニックへの受診を強くお勧めします。最近ではマイコプラズマやウレアプラズマを原因とした非淋菌性非クラミジア性尿道炎と言われる尿道炎も増えてきており注意が必要です。
放置すると不妊症の原因となったり、尿道狭窄症や精巣上体炎、前立腺炎の原因となることもあります。パートナーがいる方は症状が無くても2人で検査することをお勧めいたします。

腎盂腎炎

排尿痛や頻尿といった症状の膀胱炎をおこした後に腎臓の中で尿を溜める役割を担う「腎盂(じんう)」や腎臓に細菌が感染することで炎症を起こす病気です。多くは、尿道口から侵入した細菌が尿道、膀胱、尿管とさかのぼって腎盂にまで達することで発症します。
腎盂腎炎では、痛みの特徴として「背中や腰に痛み」がみられ、尿中の白血球の増加に より「尿の濁り」などもみられます。また高熱を伴うこともあります。特徴として女性に多くみられます。尿道が男性に比較して短いからです。放っておくと菌血症を来す危険もあるため、早めに専門医受診をお勧めいたします。

男性更年期障害

更年期障害というと女性特有の症状と思われがちですが、近年では男性にも発症することが注目されています。
加齢やストレスにより男性ホルモンが減少することが主な原因です。男性ホルモンは睾丸で作られており、筋肉や骨格を作ったり、性機能の維持するための役割の他に心理機能や脳の認知機能にも影響しています。
コロナウイルス感染症拡大による在宅ワークの増加や経済的な不安など現代のストレス社会において男性ホルモンが減少している方が増えてきています。
血中のフリーテストステロン値(活性型の男性ホルモン、加齢により減少)を測定することで診断します。テストステロンが低い場合は月1~2回の男性ホルモン補充療法を行うことで劇的に症状が改善するケースもあります。
なお、治療開始前にPSA値(前立腺癌マーカー)が高かったり、前立腺癌の診断を受けている方はテストステロン補充療法を受けることが出来ませんのでご了承ください。
最後に症状はうつ病と似ている部分も多くみられるため、うつ病と診断され抗精神病薬を投与されている方も見受けられます。もしあてはまる症状があるようでしたら、ご相談ください。

小児の疾患

包茎、亀頭包皮炎

おちんちんのトラブルは、知識がないため、母親が心配し受診されることが多い疾患です。赤く腫れて痛い、先から分泌物がでているといった症状が多いです。ほとんどが軟膏塗布で改善はしますが、改善後に包皮をしっかりと翻転し、清潔に保つ必要があります。包皮口が狭い場合にはステロイド軟膏を使用し皮膚を柔らかくして翻転できるようにすることで手術を回避することも可能なケースが多くみられます。気軽にご相談ください。

夜尿症

夜尿症(おねしょ)とは、夜間寝ている間に無意識のうちに排尿してしまう状態を言います。5歳児の夜尿症の頻度は15%で、自然消失率が毎年15%程度と報告されています。多くは成長とともに自然治癒します。ただ、夜尿症のために学校行事に参加できなかったりして心理面・社会面・生活面に様々な影響を与えることがあります。よって、なるべく早く治療を行うこと重要です。当院では生活指導だけでなく、必要に応じて抗利尿ホルモン内服療法も行います。

診療案内Information

2022.11 現在.

診療時間
9:00-12:30 島本 佐々木 島本 島本 佐々木
14:00-17:30 別宮 佐々木 別宮 16:00まで

2022.11 現在.

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9:00-12:30 島本 佐々木 島本 島本 佐々木
14:00-17:30 別宮 佐々木 別宮 16:00まで

休診日/日曜・祝祭日
土曜午前は腎臓内科外来も併設

●土曜日は島本、佐々木、愛大の医師が交替で担当いたします。お電話にてご確認ください。
◎診察終了15分前までに受付してください。
◎出張等により代診の医師になる場合がございます。ご了承ください。